詩の創作。一人で行う孤独な戦闘。近状はTwitterで→kousuke8823
by kyura137
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2008年 09月 17日
君の手に触れた、
君の肩に触れた、
君の頬に触れた、
そして、
永遠に離れた。
その空白、
今も時々
手を入れてみる。
+C:
うーむ。
2008年 09月 16日
「全ての孤独な人間の抹殺」を掲げる
デル国軍部は、23日未明、
首都アルム・ハイへの奇襲に及んだ。
翌、24日には
主要な国政施設の破壊、
国営テレビの占拠、
それによる宣戦布告など
事態は小国の内部紛争を超え始めた。
これを憂慮した連合軍は
最終兵器の即時投入を決断。
24日午前11時24分、
ステルス型大型爆撃機によって、
縦断爆撃が行われた。
空を埋めるパラシュートの雨。
その先についていたのは、
ロコ・トリル特製の
ロイヤル・ハニー・ケーキ。
この突然のティータイムに
兵士達は戦闘を中断。
同時に投入された紅茶によって
戦場は芳しい香りに包まれた。
軍幹部も強固な抵抗を続けたが、
大量のケーキの前についに敗北、
全員がケーキを食べながら拘束された。
そして、同日午後3時丁度、
戦争はあっけなく収束した。
この功績に、
ロイヤル・ハニー・ケーキは
世界初の「国菓」に制定された。
その後、某国兵士達の間では
「最終ケーキ」という冗談が
しばらく流行ったという。
+C:
今日は休日でした。
2008年 09月 15日
あなたには神に挑む力がある。
すべての闇に抗う初まりがある。
あなたには、愛を騙る罪がある。
崩れ落ちたバベルの前で
涙を流すのは、
偉大な光を知ったわけではない
ただ哀しさの余り、呪詛を吐いただけ。
雷雨、凍結、疫病、日蝕、
どんな日もただ積み上げた罪を、
どうして愛しいと思ってはいけない?
その傲慢を打ち砕くなら、
何度でも罪悪の塔を築き
彼を貫いてやりたい。
その不遜を裁いた倣岸を
我々は決して忘れはしない。
あなたには、真理を汚す理性がある。
すべての光が霞む命がある。
あなたには、絶望を語る刹那がある。
愚かしさ、疎ましさ、汚らわしさ。
誰かに許されないだけ、
許しはしないだろう。
それがあなたで在る。
あなたを映す私で在る。
+C:
??
2008年 09月 14日
紙を切って作った波。
クレパスで描いたクジラ。
僕だけが知ってた小さな物語。
ほんの少しの気持ち、
机の上に並べてみよう。
なんとなく、
忘れ物を思い出したりして。
ホイップされた追憶は、
ただただ滑らかに。
僕は微笑んでいた。
+C:
未来少年コナンは名作。
2008年 09月 13日
悲しかったから。
雲を少したらした紅茶
まだ残る静寂の印象
午後に隠すよ。
空とラスクと青と舟。
誰かが奏でた
霧の中の歌声、
そっと耳に届いた。
銀の水面の夢へは素足で?
何もいらない。
だから、あと少しだけ。
ぼんやりと雲を見た。
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